ギャバ(GABA)

血圧を下げる効果やストレスを緩和する効能などを持つギャバは、DHCなどからサプリメントが販売され人気となっています。食品では、グリコなどのチョコレートだけではなく、黒木メイサさんがCM出演したポテトチップスにも配合されています。


ギャバとは

大脳や小脳などに多く存在する抑制性神経伝達物質と考えられているアミノ酸で、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略して、ギャバ(GABA)と呼ばれています。

特に玄米には天然ギャバが多く含まれ、発芽玄米には白米の約10倍のギャバが含まれるとも言われています。
他の食品としては、トマトやなす、メロンやみかんなどの野菜や果物、漬物やキムチなどの発酵食品などに多く含まれています。

現在では、チョコレートやコーヒーなどにギャバの成分を添加した多くの食品が開発され、販売されています。

ギャバの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

精神を安定します。
ギャバは、抑制系の神経伝達物質として、興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスを和らげる効果があります。
また、脳内の血流を活発にし、脳細胞の代謝機能を高めたり、酸素供給量を増やす効能などもあります。
生活習慣病の予防に役立ちます。
脂質代謝を促すことで、血液中の中性脂肪やコレステロールの増加を抑制したり、腎臓の働きを活発にして利尿作用を促すことで、血圧を下げる働きなども持っています。

ギャバの関連サイト

γ-アミノ酪酸(ギャバ)の有効性
臨床結果を元に、信頼性の高い情報が記載されており、ギャバの効果や副作用に関する情報が網羅されています。

その他

ギャバ(GABA)を関与成分とする特定保健用食品が許可されています。

摂取量及び上限量は明確ではありませんが、副作用の報告も現在ありません。

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