クエン酸

クエン酸とは

1784年にスウェーデンの科学者により、レモン果汁から発見された成分です。

梅干やレモンに含まれる酸味であり、食品添加物にも認可されています。

私たちの生活に深く関わっており、食品への味付けをはじめ、医薬品、サプリメントやドリンクなどの健康食品、ジュースなどの飲料、化粧水などの化粧品、ポットの洗浄剤、リンスなど様々な用途で使用されています。

クエン酸の効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

疲労回復に役立ちます。

疲労物質である乳酸の分解する効果がありますので、疲労回復に役立ちます。
また、キレート作用によりミネラルの吸収を助ける働きも持っています。

体のアルカリ性を保ちます。

健全な方の体は、弱アルカリ性に保たれていますが、ストレスや疲労などが溜まると酸性へと傾いてきます。クエン酸自体は酸性ですが、体内でアルカリ性へ変換されますので、体を弱アルカリ性へ保つ効果があると言われています。

※キレート作用とは？
体内に入ったミネラルが酸素に触れる前に、ミネラルを包み込み、酸化を防止する作用です。

クエン酸の関連サイト

クエン酸 - Wikipedia
性質や製法、利用用途などクエン酸に関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

摂取量及び上限量は明確ではありませんが、副作用として、まれに下痢や吐き気などを引き起こす場合があります。

ダイエットに効果があるという話がありますが、体内でクエン酸が増加すると、エネルギー生産が低下するため、結果的に「ダイエットの敵」になると言われています。