レシチン

マヨネーズの乳化剤として使用されているレシチンは、大豆や卵黄などの食品に多く含まれ、脳を活性化させる効果や、コレステロールを下げる効能などから、DHCなどのサプリメーカーからサプリメントが販売されており、注目されています。


レシチンとは

ギリシャ語で、卵黄を意味する「レシトース(Lekithos)」が名前の由来だと言われています。

レシチンは、卵黄や大豆、レバーなどの食品に多く含まれるリン脂質の1種で、人の体内のリン脂質としては最も多く、細胞膜などの生体膜や、脳・神経組織、肝臓の構成成分として非常に重要です。

サプリメントなどでレシチンと表記される場合は、リン脂質混合物であることが多いですが、厳密にはホスファチジルコリンを意味しています。

用途としては、マヨネーズなどの乳化剤、化粧品、サプリメントなどに使用されています。

レシチンの効果

代表的な効能は、以下のとおりです。

脳の活性化に役立ちます。
レシチンは、「脳の栄養素」と例えられるほど、脳に多量に存在します。
脳の神経伝達物質である「アセチルコリン」の材料となり、脳の機能を活性化することで、記憶力や集中力の向上に役立ちますので、認知症などを予防する効果に期待されています。
コレステロールを下げ、動脈硬化を予防します。
脂肪を乳化して水に溶かし込む働む効能を持つレシチンは、コレステロールの血管への付着を抑え、動脈硬化などの予防に役立ちます。
肝臓の働きを助けます。
レシチンに含まれるコリンには、肝臓の脂質代謝を活発する効果があり、肝臓に溜まる脂肪の排泄、を助け、脂肪肝の予防に役立つと言われています。

レシチンの関連サイト

レシチンの効果を解説。
脳の活性化や、悪玉コレステロールを低下させる効能があるレシチンを分かりやすく解説しています。

レシチン - Wikipedia
構造や用途などレシチンに関する様々な情報が紹介されているWikipediaのページです。

その他

副作用として、下痢や吐き気、腹痛などが起きる場合があります。

細胞膜とは酸素や栄養素が通過する膜で、不足すると、栄養素の通過が効率よくできずに、細胞が栄養不足になってしまい、健康や美容において様々な問題が発生すると言われています。

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